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愛媛県 四国地方 活断層 [社会]

【四国とその周辺の震央分布図と活断層】

[四国地方の活断層について]
 四国地方では、中央構造線に沿った明瞭な一連の右ずれの活断層(中央構造線断層帯)が特徴的で、その南側には活断層はほとんどありません。

 四国地方の中央構造線断層帯は活動度A級の右横ずれを主とする活断層です。

 上下方向のずれは讃岐山脈南麓では北上がりのずれを示しますが、石鎚山脈北部では南上がり、高縄半島では北上がり、松山以西では南上がりとなり、山地の分布と調和的です。

 室戸半島や足摺岬付近には、活動度の低い活断層が認められ、これらは南海トラフで発生する巨大地震と関係が深いと推定されています。

 なお、四国地方では歴史の資料を含めて陸域の浅い地震による被害はあまり知られていません。

 活断層の活動間隔の多くは1,000年以上ですので、そこで発生した地震が知られていなくても、地震が発生しないということを示しているわけでありません。



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